令和6年 定額減税事務マニュアル

1.定額減税の概要

定額減税の制度概要については、以下バナーのページをご参照ください。

制度全体とTKCシステムの対応が分かる動画(12分51秒)も掲載されておりますので、給与計算ご担当の皆様はぜひご視聴ください。

※必要に応じて以下資料もご活用ください

所得税・住民税の「定額減税」を従業員さんに周知するためのリーフレット

1 あなたのご家族が減税の対象になるか確認しましょう。
2 あなたの減税額は?
3 減税方法は?

2.事業所での事務対応方法

手順① 「令和6年分源泉徴収に係る定額減税のための申告書」の出力

1. PX2ご利用の方

「16 令和6年分定額減税」

を選択してください。

1.あんしん給与ご利用の方

「令和6年分定額減税」

を選択してください。

 

. PX2・あんしん給与ご利用の方共通

「11 申告書の印刷」

を選択してください。

 

. PX2・あんしん給与ご利用の方共通


①「印刷内容の指定」において、「配偶者情報・扶養親族情報」のチェックを外してください


②「印刷開始」ボタンより、印刷をしてください

手順② 印刷した申告書を従業員へ配布

●従業員さんへの申告書配布時の注意点


  1. 記載要件に関わらず、同一生計で扶養とされているご家族分すべてについて最新の情報を記入してください
  2. システムで個人番号を未入力の従業員さんについては、ご家族分も含め個人番号も記入してください
  3. 記入欄が足りない場合は、申告書をコピーして記入するか、裏面にご記入いただいてください
  4. 「同一生計配偶者の氏名等」欄については、令和6年の配偶者の年間給与収入見込額が150万円以下の方のみ記載してください。
    給与収入見込額が150万円を超える配偶者の方の記載は不要です。

    (※定額減税は給与収入が103万円以下の配偶者のみが対象となりますが、配偶者特別控除の再確認のために記載をお願いいたします。)
【「本年中の合計所得金額の見積額」に記載する金額は、収入の金額ではないことにご注意ください】
 
 例)月の給与収入が80,000円の方

 年間の給与収入の見込み額: 80,000円 × 12ヶ月 = 960,000円・・・下表ⓐ

 本年中の合計所得金額の見積額: 下表ⓐ - 550,000円 = 410,000円


※給与の所得金額の算出方法は下表を参照ください。(その他の収入金額がある場合は、当事務所までお問い合わせください。)

給与の収入金額(ⓐ)給与所得の金額
1円以上 ~ 550,999円以下0円=所得金額
551,000円以上 ~ 1,618,999円以下ⓐ-550,000円=所得金額

手順③ 社員情報の更新 ※近日公開予定

申告書で集めた情報を基に社員情報を更新します。見積所得や個人番号を含め、家族情報を最新のものに更新してください。

PX2またはあんしん給与に機能が搭載され次第公開いたします(令和6年5月中旬予定

手順④ 定額減税の控除対象の確認 ※近日公開予定

PX2またはあんしん給与に機能が搭載され次第公開いたします(令和6年5月中旬予定

手順⑤ 住民税の一括入力 ※近日公開予定

市町村より「給与所得等に係る市民税・県民税 特別徴収税額の決定・変更通知書」が届いたら、実施する作業です。

PX2またはあんしん給与に機能が搭載され次第公開いたします(令和6年5月中旬予定

 

毎月の給与における定額減税の事務対応は以上です。

年末調整における定額減税の事務対応マニュアルは、令和6年12月に公開予定です。