7月に提出した算定基礎届により、従業員の年間の社会保険料算定の基礎となる標準報酬月額が決定されます。新しい標準報酬月額は9月分の社会保険料より適用となるため、給与計算システムに反映させる必要があります。
※社労士など労務顧問がいらっしゃる事業者様は、まずそちらにお問い合わせください。
 
      標準報酬月額改定の月になると、給与支給日選択後に画像のお知らせが表示されます。
→ 「報酬月額を更新する」をクリックし、以降の手順で標準報酬月額の確認・改定を行ってください。
※お知らせが表示される給与計算月(9月又は10月)は各事業者の設定により異なります。
 
      日本年金機構(管轄の年金事務所)から届く「健康保険・厚生年金保険被保険者標準報酬決定通知書」を確認します。

「決定後の標準報酬月額」について、給与システムに記載された金額(赤枠部分)と、決定通知書の金額が合っているかを確認します。
 
      ※「更新対象外」の従業員についても、対象外で合っているどうかを確認します。
 
      → 金額・対象社員に問題がなければ、「一括更新」ボタンで更新します。
※金額が合っていない従業員がいる場合は、個別に社員情報画面での修正が必要です。
➡ 一括更新後、給与計算を実施する前に、給与メニューホーム「社員」より社会保険の標準報酬月額を修正してください。
その後、該当月の給与計算を実施してください
 
      ※この手順は、個別に社員情報画面にて報酬月額の修正が必要な場合のみ行います。
①クラウド給与メニュー 「社員」より対象の従業員を選択します
→ 社保・労保
→ 修正ボタンをクリック
②「報酬月額」欄に変更後の報酬月額を入力し更新します。
③「健康保険」「介護保険」「厚生年金保険」欄の「従業員負担分保険料」の金額が、新しい金額に自動更新されていることを確認してください