【FXクラウドシリーズ】年末調整事務

←FXクラウドシリーズでの年末調整の全体の流れは、こちらのバナーよりご確認いただけます。


1.年末調整 手順

※動画の字幕を有効にしていただくと、解説内容のテキストが表示されます

※動画が見づらい場合は、歯車マークより動画の画質を上げてご覧ください

手順① 年末調整の準備(動画1分15秒)

●システムメニュー

→年末調整メニュー

 ③年末調整の開始

 →「年調社員情報データの作成」


手順② 年末調整の各種資料の出力・配布(動画3分02秒)

●システムメニュー

③提出依頼・受理・入力

→「申告書の入力依頼・印刷」


●添付資料


●コメント

  • 従業員さんに資料を配布する場合には、次の順で束ねてお渡しすることを推奨します。
  1. 年末調整に必要な書類の提出用紙
  2. 扶養控除等(異動)申告書
  3. 基礎控除・配偶者(特別)控除・所得金額調整控除申告書、年末調整に係る定額減税のための申告書
  4. 保険料控除申告書

手順③ 年調社員情報の入力(動画12分02秒)

※定額減税の確認方法・注意点については、このページの最下部に記載しています。

●システムメニュー

③提出依頼・受理・入力

→「受理・入力(年調社員情報)」


添付資料


●国税庁動画


●コメント

  • 年の途中で就職した人で前職がある人が、その前職分の源泉徴収票がなく、【当年の前職分給与】の情報を入力できない場合には、「年調の対象外」を選択してください。

  • 本年の前職源泉徴収票が2カ所以上ある場合は、支払者や所在地は「主たる」会社のもの(それ以外は「他、〇社」などと記載)、支払金額等の金額は、各会社の合算金額を入力します。

  • 基本情報の「住民税の徴収方法」で普通徴収(来年度の住民税を給与から控除しない)を選択した方は、普通徴収への切替理由を添付資料「個人住民税の普通徴収への切替理由書.pdf」を参考に入力してください。例えば、本年中に退職した方、翌年5月までに退職予定の方であれば、「普F」になります。

手順④ 12月支給分の給与計算・賞与計算

●システムメニュー

給与メニュー

→「社員別給与・賞与の入力」または「一括計算」


●コメント

  • 年末調整の対象となるのは、当年中の給与収入であるため、12月支給分の給与計算、賞与計算を実施しておく必要があります。

  • 12月支給分の給与等に年末調整の結果を反映させる場合(最終支給精算の場合)には、「手順⑤ 年末調整の計算」をしてから、12月支給分の給与計算等が確定することになります。その際に、事前に計算していた12月支給分の給与計算等が未計算状態になる場合があります。そのような場合には、給与メニュー「全社員一括計算」を使って未計算状態を解消してください。

手順⑤ 年末調整の計算

●システムメニュー

年末調整メニュー →④年末調整計算

→「年末調整計算


●コメント

  • 「還付徴収方法」で最終支給(最後の給与・賞与で計算)か、別途還付徴収(最後の給与・賞与とは別で精算)かを選択することになります。還付徴収方法を変更する場合は、手順③の受理・入力画面にて、社員ごとまたは一括変更ができます。

【参考】

別途還付徴収の場合、「給与メニュー」にて設定を行うと、翌年の最初の給与に自動で反映することができます。


給与メニュー

→ 左サイドメニュー

→ 設定

→ 運用基本設定

→ 源泉所得税

→ 別途還付徴収金額の次回給与での精算

→ 「精算する」に変更


※設定変更後、年調計算が未計算に戻るため、再度一括計算を行ってください。

※自動反映が可能なのは「翌年の最初の給与」のみです。2月以降の支給給与などで精算する場合は、手入力が必要となります。




手順⑥ 年調結果の出力

●システムメニュー

⑤帳票等の出力

→「年末調整計算


●コメント

  • 会社保存用出力→年調計算結果確認表/一人別源泉徴収簿/
  • 本人交付用出力→源泉徴収票(受給者交付用)/別途還付徴収明細書

※参考情報 【令和6年のみ】定額減税の結果について

  • 定額減税は、年末調整の計算結果の画面にて確認可能です。


年末調整メニュー

→ ④年末調整計算

→ 計算結果の確認


右画面の通り、「B 年調減税額」および「C 減税後の年調所得税額(A-B)」欄にて、年末調整で反映された定額減税の結果が表示されます。


定額減税が、正しく反映されているかご確認ください。




【参考:扶養控除等申告書の確認】

提出された扶養控除申告書の扶養親族の人数と年調減税額が合わない場合

 →申告書の扶養親族の入力を漏らしているかもしれません


手順③にて、入力の間違いがないかどうかご確認ください。


※定額減税は、16歳以上だけでなく、16歳未満の扶養親族も対象となります。特に令和6年6月以降に生まれたお子さんがいたら必ずご確認ください。

【参考:配偶者控除等申告書の確認】

お手元の(扶)(基配所)(保)控除申告書の定額減税欄にチェックが入っているが、年末調整の計算結果の確認画面「B 年調減税額」と合っていない場合

 →申告書の記載が間違っている可能性が高いです


手順③にて、入力の間違いがないかどうか、または従業員さんの申告間違いかどうかご確認ください。