令和5年分年末調整事務

1.年末調整 手順①~手順⑤

※動画の字幕を有効にしていただくと、解説内容のテキストが表示されます

手順① 各種用紙の出力・配布(動画2分26秒)

●システムメニュー


PX2の場合

→「年末調整の準備」3(扶)(基配所)(保)控除申告書

あんしん給与の場合

→「社員へ配布」(扶)(基配所)(保)控除申告書


●添付資料


●コメント

  • 従業員さんに資料を配布する場合には、次の順で束ねてお渡しすることを推奨します。
  1. 年末調整に必要な書類の提出用紙
  2. 扶養控除等申告書
  3. 基・配・所控除申告書
  4. 保険料控除申告書

手順② 年末調整情報の入力(動画7分33秒)

●システムメニュー


PX2の場合

→「年調社員情報の入力」11年調社員情報の入力(確認)

あんしん給与の場合

→「入力」年調情報の入力


添付資料


●国税庁動画


●コメント

  • 「本人控除・前職分」タブで年末調整の対象かどうかを選択するのですが、年の途中で就職した人で前職がある人が、その前職分の令和5年分の源泉徴収票がなく、【前職の会社名とその会社からの給与等】の情報を入力できない場合には、「年調の対象外」を選択してください。
  • 「摘要」タブの住民税の徴収方法で普通徴収(来年度の住民税を給与から控除しない)を選択した方は、普通徴収への切替理由を添付資料「個人住民税の普通徴収への切替理由書.pdf」を参考に入力してください。例えば、令和5年中に退職した方、令和6年5月までに退職予定の方であれば、「普F」になります。

手順③ 12月支給分の給与計算、賞与計算の実施(動画1分23秒)

●システムメニュー


PX2の場合

→「給与」B給与計算/「賞与」B賞与計算

あんしん給与の場合

→「給与」入力/「賞与」入力


●コメント

  • 年末調整の対象となるのは、令和5年中の給与収入であるため、12月支給分の給与計算、賞与計算を実施しておく必要があります。
  • 12月支給分の給与等に年末調整の結果を反映させる場合(年内精算の場合)には、「手順④ 年末調整計算の実行」をしてから、12月支給分の給与計算等が確定することになります。その際に、事前に計算していた12月支給分の給与計算等が未計算状態になる場合があります。そのような場合には、メニュー「全社員一括計算」を使って未計算状態を解消してください。

手順④ 年末調整計算の実行(動画3分1秒)

●システムメニュー


PX2の場合

→「年末調整計算」31年末調整計算

→「年調計算結果の確認」42年調計算結果の確認表・比較表

あんしん給与の場合

→「年末調整計算」年末調整計算

→「年末調整計算」計算結果の確認表、前年比較表


●コメント

  • 「還付・徴収方法」で年内精算(最後の給与・賞与で計算)か、年明け精算(最後の給与・賞与とは別で精算)かを選択することになります。

手順⑤ 年末調整結果の出力(動画3分32秒)

●システムメニュー


PX2の場合

→「帳票の印刷・振込データ作成」

あんしん給与の場合

→「年末調整計算」源泉所得税の納付税額一覧表

→「各種資料の配布・提出」


●コメント

  • 会社保存用出力→一人別年調計算結果確認表/一人別源泉徴収簿/納付税額一覧表の印刷
  • 本人交付用出力→源泉徴収票(受給者交付用)/年調結果通知書